日付型の範囲指定

日付型のデータってどうやって範囲指定するのだろう??

〇〇から●●の期間のデータを集計する。

そういった機会は多いんではないでしょうか?

僕自身も特定の期間の実績値みたいなデータ集計は数多くこなしてきました。

そんな僕にも、最近困ったことが、

日付/時刻型で保持されたデータの範囲指定方法が分からない・・・

今まで作ってきたデータって、

20190612といったように、

テキスト型で保持させてきたんですよね。

たまにしか使わないものはすぐ忘れるので、

書き残しておこうと思います。

〇〇から●●という範囲でデータ抽出するときは

Between関数を使用します。

【構文】

 

expr [NotBetweenvalue1Andvalue2

 

 

引数

説明

expr

評価するデータを含むフィールドを識別する式。

value1value2

expr を評価する対象となる式。

*microsoft-officeサポートより引用

value1とvalue2に値を指定します。

指定すると、value1とvalue2を含んだ範囲のデータを抽出できます。

* Between 460 and 480と指定すると、460以上480以下のデータが抽出できることになります。

データ型によって書き方が異なります。

【指定方法】

 

データ型 指定方法 具体例
日付型 #で囲む Between #2019/05/24 12:58:32# And #2019/05/30 19:00:00#
数値型   Between 460 And 500
文字列型 ” “で囲む Between “20190524” And “20190530”

【T_購入物一覧】テーブルから、

日付の期間が

2019/05/24 12:58:32から2019/05/30 19:00:00

のデータを抽出します。

*【購入日】フィールドは日付型となっています。

クエリをデザインビューで開いて、

購入日の抽出条件に、

Between #2019/05/24 12:58:32# And #2019/05/30 19:00:00#

と入力してください。

購入日フィールドは日付型なので、

#で囲むことになります。

実行結果になります。

指定した日付の期間

(2019/05/24 12:58:32から2019/05/30 19:00:00 )

のみが抽出されていますね(^^)/

午前と午後の売り上げ状況を分析する必要性がある時には、

日付型でデータを保持すると便利です。

保持したにもかかわらず、

抽出方法が分からなくて分析できない

といったことがないように、

しっかりと覚えておきましょうね(^^♪