こんにちは(*’▽’)
会社の夏期休暇を利用して9月6日〜12日まで嫁とマカオに遊びに行ってきました。
滞在期間が長かったので、色々なお店や場所に行くことが出来ました。
せっかくブログを始めたので、僕達が特に思い出に残っているところを紹介したいと思います。
興味がある方はお付き合いください( ・∇・)
香港空港からマカオ中心部への行き方
タグスルー手荷物サービスの利用
香港に入国することなくマカオに行く方にはタグスルー手荷物サービスを利用するのがオススメです。
タグスルー手荷物サービスとは香港で荷物を受け取ることなくマカオに荷物を運んでもらうサービスです。
注意する点としては利用できる航空会社が決まっていること、香港に入国をしないこととなります。
利用する航空会社がサービスを行なっているのか確認するのがいいと思います。
ちなみにANAは利用可能でした。
出発地で荷物を預ける際にサービスを利用することを伝えてください。
香港空港のフェリーターミナルでのチェックイン
香港空港に到着したら【Macao Ferries】の看板を頼りに進んでください。
フェリーターミナルに着きます。
香港とマカオを結ぶフェリー会社は2つあり、行き先が異なるため注意してください。
① ターボジェット Turbojet
香港空港沖のスカイピアと外港フェリーターミナルを結びます。
赤い船体です。
② コタイウォータージェット Cotai Water Jet
香港空港沖のスカイピアとタイパ・フェリーターミナルを結びます。
青い船体です。
チケットカウンターで機内預けにしたバゲッジタグを渡すだけで、自動的にマカオまで運んでくれます。
宿泊場所に近い外港フェリーターミナル行きは6時間待ちだったので、コタイウォータージェットを利用しました。
金額は二人で540香港ドル(当時のカード請求額が7500円)でした。
予約も出来るんですが、飛行機が遅れた場合に再度買い直しが必要になるため、当日購入をオススメします。
フェリーへの乗船
チケットを購入したら、フェリーゲートに向かいます。
ゲートが開くのは出港時間の30前です。
フェリー乗り場までは電車に乗って行きます。
チケットのSeat No(C 31F)を確認して座ってください。
Cブロックの31Fとなります。
Seat Noは座席に表示されています。
上を見る癖が付いているのか探すのに苦労しました^^;
船内はクーラーが効き過ぎていて極寒です。
体調を崩す可能性があるので、羽織ったり出来るものを用意しといたほうがいいです。
僕はTシャツ1枚で羽織れるものが無かったので、バックパックを抱き抱えて寝ていました(笑)
タイパフェリーターミナルからマカオ半島中心部への移動
タイパフェリーターミナルからマカオ半島中心部への移動手段としてカジノが運行しているシャトルバスを利用しました。
シャトルバスはフェリーターミナル・マカオ空港・中国国境・各カジノホテルを結びます。料金は無料です。
バス停まではフェリーターミナルを出て、ひたすら直進すれば着きます。
僕はウィンマカオが運行しているシャトルバスを利用しました。
赤の車体が特徴です。
並んでいたらスタッフのおばちゃんがチケットを渡してくれて、スーツケースを入れれるように誘導してくれました。
言葉が分からなくても大丈夫なので活用してみてください^ ^
マカオでの歩き方
両替は街中の両替所で
中心部の至る所にあり、カジノでも両替出来ます。
カジノはレートがいいという情報があったので、リスボアカジノで両替しましたが、日本円からマカオ通貨のパタカに変えるためには、一度香港ドルに変えてからパタカにしないといけなかったので損をしました。
街中にある両替所だと日本円からパタカに両替出来るのでこちらをオススメします。
街中観光は路線バスを活用
タクシーもありますが、路線バスを利用してみました。
乗りたいバスが来たら、タクシーを止めるイメージで、手を水平に上げて乗りたいアクションを取ってください。利用者が少ないバス停ではアクションを取らないと普通にスルーされます。
料金は一律6パタカ(日本円にすると約100円)で乗車時に支払います。お釣りは出ないし車内で両替も出来ないので小銭を事前に用意する必要があります。
バス停が近づくと車内アナウンスが流れ、繁体語と英語で電光掲示板にバス停が表示されます。
降りる時は事前にボタンを押します。
日本のバスと違ってバス停に着いたときに停車してくれるわけではありません。
バス停が近づいたら扉の前でスタンバっていないと降りないものと思われスルーされるので要注意です( ・∇・)
近くのバス停を探すのにAndroid専用ですが、【Macau EasyGo】というアプリを使用しました。
現在地の近くにあるバス停、目的地まで行くバス名、目的地までに停車するバス停等を教えてくれます。このアプリがあれば怖いもの無し。
繁体語、簡体語、英語に対応してますから。
最初は英語を使っていましたが、繁体語の方が分かり易かったです。
移動中もGPSでどこにいるのか地図中で確認できるので楽しかったです。
現地の人はマカオパス(日本でいうSuica)を使用していて現金で支払う人はほとんどいませんでした。
日本に限らずキャッシュレス化が進んでいますね。
休憩は頻繁に
マカオは本当に暑い!!
暑い日本に住んでいるから平気だろうと思っていたけど、ちょっと歩いただけでバテる。
何が違うんだろうと思っていたけど、原因が判明。
湿度が81%!!
湿度が高いと熱中症になりやすいので、カジノやデパートで涼む等の休憩を適度に取ってくださいね。
僕は毎日ホテルに戻って1時間程度の昼寝をしていました。
マカオで食べるならここ
蘭香閣 =飲茶を食べよう!その①=
香港・マカオは飲茶の本場です。
行ったからには食べないわけにはいきません。
ホテルの近くにミシュランのビブグルマンの陶陶居があったので訪れてみましたが、まさかの閉店(というか移転)…
*ビブグルマンとはミシュランの星評価からは外れるが、安くて美味しいお店に与えられる印です。
ショックの余りしばらく立ち尽くすも、やっていないものはどうにもならないので、飲茶で候補に挙げていたお店で一番近い所に行ってみることにしました。ちなみにローカル度が高いお店が好みです。
ホテルの中のレストランということでしたが、そのホテルは廃墟のよう。心配になって路地を覗くと「蘭香閣」のネオンがついていたので入りました。
お店に入ると「何人?」と広東語で聞かれます。
「リョウワイ(2人)」とにわか仕込みの広東語で答えると怒涛のように広東語で話しかけられました。
全然分からないのでキョドッていると今度はまさかの普通語で「何階にする?」的なことを聞かれました。広東語もしくは普通語が多少でも分からないとドローカル店は厳しいかも。言っていることが分かればジェスチャーで何とかなります。
2階に上がり席に着くと、店員さんに何茶にするか聞かれますので、広東語で飲みたいお茶を伝えましょう。鉄観音を頼みましたが美味しかったですよ。
お茶と一緒にボールに入れた茶碗等を持ってきてくれるので洗杯の儀式をします。
店員さんが注文を取りに来ますが、自分で伝票に書き込むことも出来ます。またトレーに点心を乗せて見せに来るのでそこから取ってもいいでしょう。
お店のおばちゃんが何度も点心が乗ったトレーを持って見せに来てくれました。
どうしても食べたいものがあるならガイド誌等から写真を見せた方が早いです。
店内の竹籠の中で小鳥が飼われていました。お店の鳥なのかお客さんの鳥なのかは不明ですがテーブルに鳥籠を乗せている人もいました。
中華圏では小鳥を飼って自慢したり鳴き声を競わせたりする文化があります。スズメやメジロがいたので驚きました。
お茶を飲みきってポットが空になったら蓋をずらしておけばお湯を足してもらえる・・・はずですが誰もやってくれません。おばちゃんがトレーに点心乗せて持って来てもポットは無視です。他のお客さんを観察していたら自分で給湯タンクまでお湯を入れに行っていました。ここはローカル店なので従いましょう。
点心は日本で見かけるものよりかなり大きめです。少なめに頼まないとあっという間にお腹がはちきれそうになります。
会計は1Fの出入り口のレジでします。
またしても広東語でガツガツ話しかけられたので「I can’t speak Kantonese」と伝えるとそれ以降は英語に変わりました。旅行中に何回も「広東語話せない」と口にしました。
料金は2人で腹パン食べてMOP111
安くて現地の飲茶を楽しみたい方にはオススメです。
黄枝記粥麺 =竹昇麺を食べよう=
今回の夏休みは香港に行く予定でしたがデモの激化により急遽マカオに行くことにしました。後進国に好んで行く僕たちの旅行先として香港は選択肢から外れていました。
以前、某英字新聞で伝統技法の「竹昇麺」を提供する香港のお店についての記事を読んで、単純に興味を持ち香港に行ってみたい気持ちが強くなりました。
香港に行けなくなったことで竹昇麺は諦めていましたが、マカオの下調べ中に竹昇麺を提供するお店を見つけたので行かないわけにはいきません。
休日の夕方5時頃に行ってみましたが、店内は満席で外で待っているお客さんもいました。
レジ前の定員さんに人数を告げると数字が書かれた紙を渡されました。順番待ちの数字かと思い外に出ようとしましたが、手招きされたので奥に進むとどうやらテーブルの番号だったようで言われるがままに3階まで行きすんなり座れました。
写真と日本語表記付きのメニューもありますが、文字のみのメニューにも英語が付いているので注文は難しくありません。最初にお茶が出てくるのが嬉しいですね。
蝦雲呑麺と牛肉麺を注文しました。
念願の竹昇麺はそうめんほどの太さですが、しっかりコシがあります。当然ですが、撈麺(スープ無し麺)の方が伸びにくいです。
蝦雲呑はごま油が効いていて、プリプリで美味しかったです。牛肉は非常に柔らかく美味しいですが、中華独特の香辛料がちょっとだけ使われているので、苦手に感じる人もいるかもしれません。
気に入ったので平日の同じくらいの時間に再訪しましたが、空いていて好きな席に座れました。
2回目は雲呑蝦子撈麺と潮州炒飯を注文。
炒飯は文句なしの美味しさ。雲呑蝦子撈麺はたらこパスタみたいにもさつきますが、一緒に提供されるエビ出汁のスープに絡めたりしました。
あちこちの口コミで「店員が無愛想だ」と書かれていましたが、ここは日本ではなくマカオです。店員の対応ぐらいで、名物の竹昇麺を食べないのはもったいないですよ!!
陳光記燒味飯店 =鳩・ガチョウ・アヒルを食べよう=
香港で食べたいリストの中に「鳩」と「ガチョウ」がありました。
行き先がマカオに変更になったときに両方とも食べられないのかと残念な気持ちになりましたが、あっさりと「鳩」も「ガチョウ」も大好きな「アヒル」も食べられるお店を発見しました。しかもホテルのすぐそば!
5時くらいにお店に行くとすぐ案内されました。もちろん相席です。
注文しようと声をかけても店員さんが全然来てくれず、レジのところへメニューを持って行っても追い返され、後から来たお客さんの料理が先に運ばれ、他の人には出されているお茶もなくアウェイの洗礼を浴びました。メニューに英語表記があるのに広東語ができないと相手したくないのかなぁ…
やっとの思いで乳鴿麺(鳩のっけ麺)と黒椒焼鵝飯(黒コショウ味の焼ガチョウのっけご飯)を注文し、それと同時に料金も支払います。
料理はすぐに運ばれてきました。
乳鴿は仔鳩のことで丸焼きを豪快にぶつ切りにしてありました。味はレバーに近い感じで骨が抜いてあるわけではないのでしゃぶりつきます。麺とスープはいたって普通。肉にかぶりついている間に伸びてしまうのでご飯の方がいいかもしれません。
黒椒焼鵝飯は長粒米のご飯にガチョウのぶつ切りが乗っています。こちらも骨はそのままなのでしゃぶりつきですが、現地の人はどうやら小骨ぐらいは食べてしまっているようでした。ご飯の量が半端なく多いですが、ジャポニカ米と違って粘度が低い為、案外食べられます。
見た目よりも薄味で食後も胃が重く感じません。
相席の老夫婦が肉のっけご飯と肉だけを注文してシェアしていました。2人だとこの注文方法がいいと思います。
別テーブルのお兄さん達は肉のっけご飯とは別で肉と野菜を注文していましたが、ペロッと平らげていました。
長居する店ではないので食べたらさっさと帰りましょう!
結局最後までお茶は出てきませんでした。
どうしてもアヒルが食べたくて最終日に再訪しました。
黒椒焼鴨飯(黒コショウ味の焼あひるのっけご飯)と黒椒焼鵝飯を注文。今度はすぐ注文を取りに来てくれてお茶も出てきました。
同じタレだったこともあり、アヒルとガチョウの味の違いが正直分かりませんでした。両方とも身がしまっていて強いて言えば鴨に肉質が似ています。アヒルの方がちょっと小さめなのか、ガチョウの方が身が大きかった気がします。お客さんの半数ぐらいが黒椒焼鴨飯を注文していました。
帰国してからちょっとだけ体がアヒルとガチョウを欲しがっている禁断症状が出ました。美味しいのにどうして日本では食べられるお店がないのか不思議です。
今後マカオに行く機会があるかは分かりませんが、あのアヒルとガチョウはまた食べたいし、叉焼も美味しそうだったので名残惜しいです。
日本で食べられないものが食べられるのも海外旅行の醍醐味です。ぜひ行ってみてください。
Load stow’s cafe =エッグタルトを快適な空間で=
エッグタルトは香港・マカオの名物です。
旅行先が香港からマカオに変更になったことにより、友人に教えてもらった名古屋にあるエッグタルトのお店「アンドリューのエッグタルト」の本店に行くことにしました。
旅行には予習も必要だろうと名古屋店のものを食べてみたら美味しかったので、本店で食べられることをとても楽しみにしていました。
コロアンまで路線バスで行くことができます。マカオ半島から橋を渡り、タイパの街並みを通り、コタイ地区のギラギラのカジノホテルをぐるっと回り、30分ほどでコロアンに到着します。
コロアンはなんとものどかなところで鳥たちがあちこちでさえずり、時間がゆっくり流れている感じがとても気持ちが良かったです。
まずザビエル教会に行き、対岸に見える中国を眺めながらお目当てのLoad stow’s cafeまで散歩します。
11時ごろにお店に入りましたが時間が早いこともありお客さんはまばらでした。
マカオに来てから、にわか仕込みの広東語とちょっとだけ分かる普通語と「I can’t speak Kantonese」を連呼して乗り切っていましたが、このカフェの店員さんはのっけから英語でホッとしました。
コーヒー、エッグタルト、クラブハウスサンドを注文しました。
エッグタルトは焼き立てが提供されます。プリンが熱々なので火傷注意です。名古屋で食べたエッグタルトと同じ味であるかは分かりませんでしたが、散歩で疲れた体にプリンの甘さが染み渡りました。
クラブハウスサンドにはたっぷりの野菜が使われていて、それとは別にサラダも添えられていました。久々に食べる生野菜はとても美味しく感じられました。
中国には生野菜を食べる文化がないため、意識して採取しないと旅行中は野菜不足に陥るので気をつけてください。
近くにLoad stow’s cafeのベーカリーもあります。バスの時間が迫っていたので行くのを断念しましたが興味がある方は行ってみてください。
慣れない中国語や中華料理に飽きた方はここに訪れてホッとする時間を過ごしてくださいね。
龍華茶樓 =飲茶を食べよう!その②=
どローカル飲茶の2店目です。
このお店はホテルから離れたところにあるので路線バスで向かいました。
路線バスってワクワクします。車窓から景色を眺めているだけで楽しい♫
目当のお店は紅街市(ローカルマーケット)の近くです。
観光客が好きそうなものはありませんが、日本では見かけないものが売っているので楽しめます。(個人差はありますが…)
紅街市正面の左側の路地に入ってすぐの建物の2階です。
路地から階段を覗くと、おじさんが「来々」と手招きしてくれます。
店内はとても広く、内装はインスタ映えしまくりのオールドマカオ感が半端ないです。
が、暑くてもエアコンは無いです。
階段上がって左手の棚にお茶がどーんと置いてあります。
それぞれの瓶に名前が書いてあるので指差し注文で大丈夫です。
この棚にあるかの確認はしませんでしたが、「龍井茶」と言ったら出てきました。
窓際(というかドア際?テラスに出ることができました)の席に座り、最初にお箸・湯呑み・茶碗が入ったおひつに熱湯が注がれたものが出てきます。
そこで洗杯の儀式をします。
階段そばのワゴンに点心が並べられます。
時間が早かったのか品数が少なく何も取らずに席に戻ると、さっきのおじさんが近寄ってきて、「Just a moment」と声をかけてくれました。
しばらくするとワゴンに点心が並びだしたので取りに行きました。
ここのお店も1つ1つの点心が大きい上にお腹に溜まるものが多いので何種類も食べることはできません。
地元のお客さん達を観察してみると、皆さん点心は食べていません。
ご飯、鳥の蒸した(煮た?)もの、油菜を食べています。
お米をたくさん食べる文化なのでしょうか。昔マンガで見たような茶碗に山盛りのご飯を食べていました。お店のおじさんも盛るのが上手です。
どのテーブルもプーアル茶を飲んでいました。
お腹がいっぱいになったら、暑いので長居は無用です。
階段近くのレジで「マイタン(お会計)」と声をかけましょう。
MOP170ぐらいでした。
英語と日本語の説明文付きの絵葉書がもらえました。
「See you」とおじさんに見守られながら、心はエアコンガンガンの喫茶店に逃げ込みたい気持ちでいっぱいでした(笑)
英語も通じるし、観光客慣れもしているので特に困ることなく現地の雰囲気と点心が楽しめます。ただ、店内はめっちゃ暑いので覚悟してください(笑)
オススメ!!中国で極上ランチを食べる
香港に行くなら、せっかくなので中国(深圳)にも行こうと思っていましたが、旅行先がマカオ(墺門)になったので珠海に行くことにしました。
歩いての国境越えは日本では経験できないですからね。
歩いて中国へ
路線バスにてホテルから国境(關閘)まで向かいました。セナド広場周辺から20分ほどで着きます。
カジノホテルからも国境行きのバスはありますが、途中フェリーターミナルに寄ったりするのでちょっと時間がかかります。
建物の前に以前使われていた門が残されています。
イミグレでは外国人レーンに並び、出国はあっけなく通過。
中国に入国する為に入国カード(久々に書きました)を記入します。中国から出国する際にまた見せる必要があるので、無くさないようにしてくださいね。
日帰りなので、【Intended Addres in China(中国での滞在先)】は空白にしました。
何か質問されるかと思いましたが、一言もされることはなかったです。
イミグレは平日の昼間だったからか混雑もしておらず、比較的待ち時間も短かった(30分ぐらい)です。
全指紋と写真を撮られ、いざ中国へ。
手荷物検査はやっているようなやっていないような。スーツケースは赤外線での検査をするようですが、手荷物程度だったので、ペットボトルの水も特に何も言われませんでした。
金苑海鮮酒家でちょっと贅沢な飲茶ランチを
今回中国に渡ったのはgoogle mapで見つけた「金苑海鮮酒家」での飲茶ランチが目的です。
目的地のレストランは「珠海来魅力假日酒店」の4階にあります。イミグレを出て、すぐ左手にある金色のホテルです。
エレベーターで4Fに行き、広東語で人数を伝えます。番号札を渡され待合の椅子に座ります。
番号は広東語で呼ばれますが、電光掲示板に数字が表示されるので分かりやすいです。
10組ほど待ちがありましたが、すぐに順番になり席に案内されました。
席に着いたところで、ドリンクメニューを渡され、鉄観音(中ランクくらいのもの)を選びました。
中国茶セットと固形燃料にて温めるヤカンが運ばれてきて、きちんと給仕してくれました。さすが高級店のサービスです。
緑茶タイプの鉄観音は上品で文句なしの美味しさでした。
お茶が空になったので自分でヤカンからお湯を入れようとしたら、店員さんが飛んで来てやってくれます。
急須の蓋をずらしておくとお湯を足して作ってくれます。
中国語の料理名が書かれた表に数字を書いて注文します。
繁体字表記なので、文字の意味が分かれば料理の想像もつきます。
英語メニューのタブレットを持ってきてくれたので、それを見ながらメニュー表に書きました。
☆蜜汁叉焼
蜜を塗ったチャーシューです。美味しくないわけありません。
☆金悦蝦餃皇
ハーガウです。美味しいけど、2人で5個は多いかな。
☆灌湯小籠包
肉汁が溢れんばかりで非常〜に美味でした。今まで食べた小籠包の中で一番の美味しさ。4個入りでしたが追加オーダーしました。このお店に来て、この料理を頼まない選択肢はありません。
☆潮州蒸粉果
一口目、なんだが味が分からず。二口目で全部口に放り込んだら口の中でナッツやくわい(?)のシャリシャリ触感やいろんな食材の味や香りが混ざって非常に美味!こういう口の中が忙しい料理好きです。ちょっと濃いめの味でした。
☆百花玉帯水晶餃
エビの蒸し餃子なんですが、エビのすり身意外にセリ?セロリ?パクチー?香草の香りがしてこれも非常に好みの味!見た目も美しくハーガウじゃなくてこっちの方が好きです。
☆欖仁馬拉糕
そしてどの飲茶店でも頼んでいた大好き「馬拉糕」。ふわふわ蒸しカステラ♫
お腹いっぱい食べて2人で4000円くらいでした。
お会計したら「謝々」と言ってくれました。高級店以外ではあまり言ってもらえません。
美味しさが頭から離れず、2日後にも再訪問しました。イミグレは空いていましたが、やっぱり30分くらいかかりました。
ちょっと早めに(12時前)入店したので、すぐ席に案内されました。
どのお茶にするか聞かれたので、「水仙」と伝えると「ない」とのこと。
お茶のメニューを見せてもらうと、鉄観音4種類(ほど)、普洱茶4種類(ほど)とその他数種類。その中から中ランクくらいの普洱茶を選びました。
数年前に台湾で買った30年ものの普洱茶と同じ味がしました。普洱茶はあまり好きではありませんが、飲茶にはよく合います。
他のテーブルでもやはり皆さん普洱茶でした。
ヤカンを置いていってもらえなかったのでお茶が空になる度に店員さんを呼んでいました。
タブレットの英語メニューを持ってきてもらいましたが、店員さんに英語は通じません。
前回と同じ料理も注文しましたが、それは省略します。
☆金鈎咸水角
飲茶でおなじみハムスイコー。あんがちょっと甘めの味付けでした。
☆高麗鮮蝦脆春巻
海鮮揚げ春巻きで具にキャベツとタコも入っていて、なんだかたこ焼きのよう…。美味しかったけど、ここで食べなくてもいいかな。
☆自灼田園菜心
ゆで菜心。味がついていないと言われたのでタレをかけてもらいました。
タレの色は生抽ぽかったですがちょっと甘くて菜心によく合い美味しかったです。
☆鼓油皇雞脚
飲茶の鉄板、モミジの豆鼓蒸。2本よりオーダーできます。
☆欖仁豆沙角
小豆あん入り揚げ団子です。皮にココナツミルクが使われていました。
今回もお会計は4000円ほど。日本で同様のホテル飲茶ランチだと倍ぐらいしますよね。
ベビーダックの丸焼きとかムチムチの餃子とか、他のテーブルで見て自分のお腹に限界があることを恨みました。
残ったらタッパーに詰めて持って帰れるようなので、気に入った料理があればテイクアウト用に頼むのもいいかもしれません。
歩いて国境越えの経験も出来て美味しいランチも食べれる。本当にオススメです。
カジノホテル巡り
コタイフェリーターミナルより入澳し、バスでホテルに向かう道中、日本にはないカジノホテルのキラキラデザインに度肝を抜かれ、アジア各国を回るうちに慣れてしまって感じなくなった「外国に来たなぁ〜」という気持ちを久々に抱きました。
もう一度見たい、しかも夜にということでカジノホテル巡りをすることにしました。
まずは下調べ中にどうしても行きたいと思ったMGMコタイからです。
路線バスに乗るのではなく、カジノホテルのバスで向かいました。
MGMコタイ前で下車し、ホテル内に足を踏み入れると、何とも言えない5つ星ホテルのいい香りがしました。
色んなショップを横目にフロントに赴くと、お目当の物たちが姿を現しました。
MGMコタイでは清朝時代に紫禁城内で使われていた絨毯が展示されています。しかも手が届きそうな距離に。
状態がいいものは国宝級ではないでしょうか。
しっかり龍の爪も5本(皇帝の意味)ありました。
博物館巡りが大好きな僕達は大興奮で写真を撮りまくりました。
次にWynn Palaceに向かいました。
ホテルの裏に池があり、池とホテルを囲むようにゴンドラが運行されています。(無料)
池の脇に2体の金色の龍がいて、池では音楽に合わせた噴水ショーも行われているようです。
ホテル内に入ると遊園地のようなオブジェがあちこちに展示されています。
清代の壺を見つけ、釘付けになりました。
他にも博物館級のタペストリーや置物等を見ることが出来ます。
夜も更けてきたので、キラキラホテルを通り過ぎてVenetianに行き、カジノをただ見るだけで冷やかし、食事して帰ってきました。
Venetianのお隣にはエッフェル塔のあるHotel Parisianもあります。
さらにそのお隣には金の巨象がホテル前にある斬新な外観のStudio Cityもあります。
時間の関係で気になるホテル全てを見て回ることは出来ませんでしたが、色んな意味で日本では見られない光景を目にすることができて非常に満足でした。
お土産を買おう
粒粒杏仁餅 =複数人にばら撒くならこれ=
会社の同僚へのお土産など、複数人にばら撒くなら、
粒粒杏仁餅
がオススメです。
日本式に言うと、粒入りアーモンドクッキーですね。
写真のように、個別包装されているので、ばら撒き用土産には最適です。
僕は味も気に入っていて、ネット注文できるならすぐにでもしたいぐらいです。
アーモンドの香りがいいですよ。
ただ、びっくりするぐらい口の中の水分を持っていかれるので、お茶やコーヒーのお供にがいいと思います。
暑いマカオを歩き回り、喉がカラカラの状態で試食した時は後悔しましたね。
出前一丁 辛辣XO醬海鮮味 =限定味をお土産に=
誰もが知っている出前一丁の香港限定味です。
他にも香港限定味がありますが、
僕は辛いものが好きなので、辛辣XO醬海鮮味を選びました。
辛すぎず、海鮮風味がしっかりと効いていて、素晴らしいクオリティーです。
次は全種類購入して食べ比べしたいなぁと思います。
さいごに
マカオの観光というと、カジノをしたり、ポルトガル統治時代の世界遺産を見たりを思い浮かべる方が多いと思います。
今回はそれ以外の楽しみ方を紹介させてもらいました。
マカオは治安も良く、言葉が通じないわりにトラブルなく過ごすことが出来ます。
この記事を読んで、マカオに行ってみたい、この場所を訪れたいと思っていただいたのであれば幸いです。
読んでいただき、ありがとうございました。